走っているとき、みなさんはどこを見ていますか?無意識に走っているので、あまり気にしたことがありませんよね。実はランニング中の視線(目線)の位置によって、走っているときのフォームが大きく変わるのです!
今回は最適なランニング中の視線(目線)の位置についてご紹介します(゚∀゚)
視線の位置によって体のバランスが変わってくる
ランニング中の視線はどこが最適なのか色々な書籍で調べてみると、こう書いていました。
「遠くを見すぎず、かといって近くを見過ぎないこと」
どっちですか(゚∀゚)と思われるかもしれませんが、距離にすれば約5メートル先を見ると良いようです。
ですので、視線は地面に対して平行になるというよりかは、少し下を見る角度になると思います。
私も自分で最適な視線の位置を見つけるために、色々な視線で走ってみました。すると、視線の位置によって、脚への負担が変わることに気づきました(゚∀゚)
これは、視線の位置によって頭の位置も変わるためです。
例えば、視線を極端に下にして、自分の足元を見るように走ると、頭は重いので、その重さをカバーしようとして体が前傾になります。
前傾で走ることは、ランニングのフォームから言うと、NGですので、視線としても良くありません。
逆に、遠くを見てしまうと、あごが上がってしまうため、腰の位置が低くなり、歩幅も小さくなるため、こちらもランニングフォームとしてはNGです。
ですので、遠くを見すぎず、近くを見過ぎないことが重要なのです。
ランニング初心者が間違う視線の位置
ランニングをやり始めている多くの人が、どちらかというと、下を向いて走っていると思います。私も中学生のときはよく下を向いて走っていました。
私は陸上部の長距離に所属していまして、練習では集団で走るので、前の人の足にあたらないように、下を向いて走っていたんですね。それが、癖になってしまって、大会とかに出ても基本は下の方を見ながら走っていました。
これは前述の通り、フォーム的には前傾になってしまうため、よくないんです。
いやほんとに下を見て走っちゃうんですよ。全然前を向いていないんです。自分の走りをビデオに撮影して見ても、全然前を見ない。よくこれで走っていたなーと今では思います。
ですので、逆に視線の位置を改善すると見違えるほど、フォームが良くなります。
腕振りや脚の着地など、すぐには直せないのですが、視線の位置を直すことは比較的簡単ですので、すぐに実行に移すことをおすすめします(゚∀゚)
それと、大会やレース中とかでは、5メート先を走っているランナーの足元を見るくらいがちょうど良いとされているので、ぜひ実践してみてください。
視線を変えればフォームが変わります。フォームが変わればタイムが速くなります。良いことづくめですので、実践あるのみですね!